2018年から5年間、第2660地区IM第5組に出向している近藤祐介会員より、かねてより世界中のロータリークラブが団結して取り組んでいるポリオ（小児麻痺）撲滅に関する現状と成果に関して仔細な報告がありました。長い歳月を経てポリオはほぼ消滅しつつあり、発症数は99.9%減少、現在はわずか２カ国のみで発祥事例が報告されるまでになりました。”END POLIO NOW” ポリオ根絶はロータリーの最優先課題であり、「すべての子どもたちへのロータリーの約束事」。根絶を目指します！

uポリオ（急性灰白髄炎）とは？

ウィルス感染によって発症する病気で、その感染性は高く、特に感染しやすいのは5歳以下の子供である為「小児まひ」とも呼ばれています。

汚染された水、食べ物、排泄物を介して人から人へ感染し、神経系を侵すことで身体のまひを引き起こし、死に至らしめることもあります。治療法はありませんが、ワクチンで予防が可能で、他の多くの疾病とは

異なり、根絶が可能です。

日本では1960年に大流行、1980年を最後に症例はありませんが、海外からポリオウィルスが入る可能性がある為、いまだに乳児へのポリオ予防接種が行われています。